都立中学の高校募集は順次停止・中等教育学校化
2018年中ごろから浮上してきた併設型の都立中高一貫校(白鴎、両国、富士、大泉、都立武蔵)の高校募集停止のスケジュールが明らかになりました。
併設型では高校からの募集があるため、内部生は先取り学習ができずいました(武蔵除く)。
一方、高校入試では重点指導推進校などに人気を取られてしまい、倍率も1倍を切る学校もありました。
このため、せっかくの中高一貫校なのに特色を発揮できないことから高校募集を停止することになりました。
イ 併設型中高一貫教育校の改善
都立中高一貫教育校のねらいとする将来のリーダーとなり得る人材の育成に向けて、6年
間一貫した教育をより一層推進するため、高校段階での生徒募集を停止するとともに、中学
校段階からの高い入学ニーズを踏まえ、中学校段階での生徒募集の規模を拡大します。http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/press_release/2019/files/release20190214_01/05.pdf
併設型都立中学の高校募集停止スケジュール
高校段階での生徒募集を停止するとともに、中学校段階からの高い入学ニーズを踏まえ、中学校段階での生徒募集の規模を拡大します。
2021年度入学生から以下の2校にて実施
・富士高校・附属中学校 ・武蔵高校・附属中学校
2022年度入学生から以下の2校にて実施
・両国高校・附属中学校 ・大泉高校・附属中学校
※なお白鷗高校・附属中学校については、施設整備の状況を踏まえて実施時期を決定(実施時期:2021年度以降を予定)