<平成30年度 繰上げ合格>都立中学の合格者数と入学者数をまとめる

 

 

都立中等教育学校および都立中学校の合格者と辞退者を学校別に整理する(一般枠)

 

小石川をはじめ桜修館・武蔵では、合格者定員の10%を超える繰上げ合格者を出しています

 

2018年度の都立中高一貫校(都立中学)の受検結果を見ると、定員の充足、繰上げ合格者におけるパターンは4つのパターンに別れていました。

 

<都立中学合格者数および繰上げ合格者数>

学校名   合格者数 入学者手続者数 繰上げ合格者数 追加合格率
小石川 79 80 159 63 70 133 16 10 26 20.3% 12.5% 16.4%
白鷗 66 68 134 60 65 125 6 3 9 9.1% 4.4% 6.7%
両国 60 60 120 55 58 113 5 2 7 8.3% 3.3% 5.8%
桜修館 80 80 160 76 69 145 4 11 15 5.0% 13.8% 9.4%
富士 60 60 120 56 57 113 4 3 7 6.7% 5.0% 5.8%
大泉 60 60 120 59 58 117 1 2 3 1.7% 3.3% 2.5%
南多摩 80 80 160 79 77 156 1 3 4 1.3% 3.8% 2.5%
立川国際 65 65 130 64 64 128 1 1 2 1.5% 1.5% 1.5%
武蔵 60 60 120 57 54 111 3 6 9 5.0% 10.0% 7.5%
三鷹 80 80 160 76 77 153 4 3 7 5.0% 3.8% 4.4%
合計 690 693 1383 645 649 1294 45 44 89 6.5% 6.3% 6.4%

 

<パターン①> 小石川
・繰上げ合格者が男女とも平均より多い(繰上げ合格・入学辞退者が男女共多い

 

<パターン②> 桜修館、武蔵、白鷗
・男女どちらかの繰上げ合格者が平均より多く、合計でも全体平均を上回る
(繰上げ合格・入学辞退者が男女どちらかで平均より多く、合計でも平均より多い

 

<パターン③> 両国、富士
・男女どちらかの繰上げ合格者が平均より多いが、合計では全体平均を下回る
(繰上げ合格・入学辞退者が男女どちらかで多いが、合計では平均より少ない

 

<パターン④> 大泉、南多摩、立川国際、三鷹
・繰上げ合格者が男女とも、全体平均以下(繰上げ合格・入学辞退者が男女共少ない)

 

ここから特徴がある、小石川と桜修館・武蔵・白鷗・両国・富士について少し掘り下げてみます。

 

小石川:男女とも繰上げ合格者が多い

<小石川中等教育学校まとめ>

合格者数 入学者手続者数 繰上げ合格者数 追加合格率
小石川 79 80 159 63 70 133 16 10 26 20.3% 12.5% 16.4%
前年度 80 80 160 71 60 131 9 20 29 11.3% 25.0% 18.1%

小石川は都立中学の中でも目立って繰上げ合格者が多い学校です。

これは私立、例えば2月1日校との併願が多く、他の都立中学よりも私立受験層、特に最上位層の受験者の併願校になっており、私立の合格者が入学辞退者になっているためです。
(筑波を避けて小石川を受検する生徒が多い印象です)

 

桜修館・武蔵・白鷗・両国・富士:

<桜修館・武蔵・白鷗・両国・富士まとめ>

合格者数 入学者手続者数 繰上げ合格者数 定員充足率
白鷗 66 68 134 60 65 125 6 3 9 9.1% 4.4% 6.7%
 前年度 78 73 151 77 70 147 1 3 4 1.3% 4.1% 2.6%
両国 60 60 120 55 58 113 5 2 7 8.3% 3.3% 5.8%
 前年度 60 60 120 52 57 109 8 3 11 13.3% 5.0% 9.2%
桜修館 80 80 160 76 69 145 4 11 15 5.0% 13.8% 9.4%
 前年度 80 80 160 76 72 148 4 8 12 5.0% 10.0% 7.5%
富士 60 60 120 56 57 113 4 3 7 6.7% 5.0% 5.8%
 前年度 60 60 120 60 60 120 0 0 0 0.0% 0.0% 0.0%
大泉 60 60 120 59 58 117 1 2 3 1.7% 3.3% 2.5%
 前年度 60 60 120 58 57 115 2 3 5 3.3% 5.0% 4.2%
武蔵 60 60 120 57 54 111 3 6 9 5.0% 10.0% 7.5%
 前年度 60 60 120 55 56 111 5 4 9 8.3% 6.7% 7.5%

今年度に加え前年度でも見ると、桜修館・武蔵・両国では男女合計で10名程度は繰上げ合格が発生します。

白鷗・富士・大泉などその他の学校は年によるブレはありますが、あまり繰上げ合格は期待できないといえます。

 

結論

繰上げ合格者数(入学辞退者)の多さは、偏差値と比例しているように見えます。

都立中学でも、一番偏差値が高く入学難易度が高い小石川がもっとも入学辞退者(繰上げ合格)が多く、ついで武蔵や両国、桜修館と行った都立中学の二番手グループが続きます

それ以下ではあまり繰上げ合格が毎年多く発生する学校はありません。

 

都立でも、上位校は私立との併願(競争)が行われている一方、それ以外の学校は都立中学のみの受験も多いといえます

 

<参考資料>

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/02/13/documents/02.pdf




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