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塾ごとの合格実績の定義を比較(SAPIX・早稲田アカデミー・四谷大塚・日能研・ena・栄光)

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塾の合格者数だけでなく 合格実績の定義を見ること

 

「小石川57人合格」と「小石川46人合格」

 

塾のチラシやホームページで見る、この「57人合格」と「46人合格」どちらの方が多く実績をあげているでしょうか?

普通に考えれば「57人合格」の方が良いに決まっています。

 

ところが塾の合格実績に限って言えば、必ずしも当てはまりません。

 

なぜなら合格実績に数える生徒の定義が塾によって大幅に異なるからです。

 

例えば、「46人合格」した塾はいわゆる本科生として週4日通学している生徒の合格者をカウントしている一方、「57人合格」した塾は無料の模試や数日だけの直前講習だけを受講した生徒も合格者にカウントしているとしたらどうでしょうか?

 

ひょっとしたら「57人合格」した塾でも、本科生だけだと10人しか合格していない可能性もあるのです...

すると「46人合格」の塾は本科生だけの数字なので、「46人合格」の塾の方が圧倒的に合格実績を上げていることになるのです。

 

一番良いのは、塾が合格者実績の定義を同じにすればわかりやすいのですが、実際は個々の塾がぞれぞれの定義で合格者数をはじいていることに注意が必要です。

 

ここでは都立中学に強い6つの塾が発表している合格実績の定義について整理します。

 

対象となる塾は都立中学の合格者を多数出している、大手進学塾4校と、準大手1校、都立専門塾1校で比べます。

大手進学塾4校(SAPIX、早稲田アカデミー、四谷大塚、日能研)

準大手進学塾(栄光ゼミナール)

都立専門塾(ena)

 

大手進学塾の合格者定義はほぼ同じ

SAPIX

 

まずは中学受験塾といえば、のSAPIXの合格実績者の定義はこちら

 

サピックス小学部では、内部生手続きを行い、継続的かつ2019年1月まで在籍した生徒のみを合格実績として掲載しております。
テスト生や各種講習生などは、実績に含んでおりません。

 

SAPIXの合格実績の定義には3つの要素があります。

①内部生であること ②継続的に受講していること ③受験直前まで在籍していたこと

一方、合格実績に含めないものとして、模試や特別講習だけの生徒を外しています。

 

合格者定義としてはわかりやすいといえます。

 

早稲田アカデミー

 

早稲田アカデミーでもSapixと同様、

①内部生であること ②継続的に受講していること ③受験直前まで在籍していること

を満たす生徒だけを合格実績に含める旨、明確にしています。

 

そのため、ワセアカとSAPIXの合格実績は比較しても問題ないといえます。

合格者数は、早稲田アカデミーグループ(早稲田アカデミー・国研・SPICA・MYSTA・早稲田アカデミー個別進学館・水戸アカデミー・QUARD、及び早稲田アカデミーシンガポール校)に、塾生として正規の入塾手続きを行い、受験直前期まで継続的に在籍し、授業に参加した生徒のみを対象に集計しています。
テストのみを受験した生徒、夏期合宿・正月特訓・その他選択講座のみを受講した生徒は、一切含んでおりません。

 

 四谷大塚

 

SAPIXや早稲アカと比べて四谷大塚は少し異なります。

四谷大塚は直営校だけでなく、合格実績の対象にYtnetを含めていることから四谷大塚の教材を使用している中規模以下の塾や、ネットでの通信教育(四谷大塚NET)での実績も含めているのが特徴です。

 

合格者数は四谷大塚ネットワーク(四谷大塚、四谷大塚Ytnet、四谷大塚NET)に在籍し、四谷大塚が開発した教材及び教育システムで学習した生徒を対象として集計しております。なお、講習生や公開テスト生などは、一切含んでおりません。

 

 

日能研

 

日能研ではSAPIXや早稲アカと同じく、継続的に受講した生徒のみに限定しています。

 

ここに掲載した合格者は日能研で学び続けた教室生です。単科生・特別授業生・各期間講習生・テスト生は含まれていません。

 

栄光ゼミナール

 

栄光もシンプルながら他の塾と同様と考えて良いでしょう。

 

合格者は栄光ゼミナールに通われた生徒であり、講習生・テスト生は一切含まれておりません。

 

enaの合格者定義は独特

 

合格実績の定義が他と違うことを認識する必要があるのがena。

 

簡単に言うと「10時間以上受講した生徒」は合格者に算入。

ということは夏期や冬季の講習はもちろん、いわゆる志望校直前対策での生徒も合格実績に含まれるといえます。

enaでは10時間以上の指導実績のある生徒のみを合格実績にカウントしています。個別enaからの合格者も含みます。No.1等の表記は、常設教室で通年授業を行い、チラシ等で合格実績を謳っている塾の中で比較して使用しています。

 

 

水増しはないが合格者実績の定義に注意しましょう

 

都立でも小石川などは塾の合格者数を足すと募集定員以上の合格者実績がでる場合があります。

 

そうなると、

「塾が合格者を水増している!」と勘繰る方もいるかと思いますが、そもそも合格実績にカウントする定義が違うのです。

 

ただし、合格者数の水増しなんかしていると、広告に関する「景品表示法」の違反で1発でアウトになります。

 

また、

”広告に数字を出す場合は根拠を書いておかないといけない”

のでそこに注目するのも良いでしょう。

(小さく書いている場合もありますがきちんと確認しましょう)

 

<おまけ>学習塾における景表法違反の例

 


Z会

 

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