<費用>コスト重視の都立中学受検(受験)を考える

<費用>コスト重視の都立中学受検(受験)を考える

都立中学の受検対策を分類(塾・通信/オンライン学習)

現在、都立中高一貫校(都立中学)を志望するする子どもがとる受検対策は、大きく4つのタイプに分かれます

1. 塾に通う

・早稲田アカデミー・栄光ゼミナールなど大手進学塾の公立一貫対策コース

・enaなどの都立中高一貫専門塾

2. 通信教育(Z会・進研ゼミ)やオンライン学習

・四谷大塚の公立中高一貫校対策コースなどオンライン学習

・Z会の公立中高一貫校対策コースなど通信教育

・スタディサプリなど、教科書レベル(小学校の指導要領レベル)のオンライン学習

3. 参考書

公立中高一貫校向け適性検査問題集

(別途、まとめて記事にします。)

4. 特に対策をしない

…ここでは割愛します…

<なぜ都立は”受検”なのか?>
都立の中等教育学校・高校付属中学校、いわゆる都立中高一貫校では入学者の決定に際して、受験ではなく受検(どちらも読みは”じゅけん”)が行われますその理由は、公立学校では入学者の選抜手段として、法律により試験を受けること(=受験)を実施することは許されておらず、都立中高一貫校に適している生徒か、検査を受ける(=受検)ことにより、入学者を決定していますそして、都立中高一貫校に適した生徒かを確認する検査が適性検査です

その中でも、通塾とオンライン教育/通信教育について、「勉強する範囲と深さ」、「費用」、「授業時間」をそれぞれ以下のケースに分けて整理していきます

<都立中学の適性検査対策>

・大手進学塾の公立中高一貫校(東京)コース

・都立中学受検対策の専門塾(標準コース)

・公立中高一貫校対策のオンライン教育(四谷大塚)

・公立中高一貫校対策の通信教育(Z会)

・小学校の教科書レベルのオンライン教育(スタディサプリ)

大手進学塾(栄光ゼミ)の公立中高一貫校(東京)コース

大手進学塾でも、栄光ゼミナールなどは公立中高一貫校コースがあります

特徴としては…

大手の強みで教材や学習法が整備されています。適性検査の対策も体系だっています

基本はZ会の教材を推奨しつつ、独自に演習に力を入れています

オンライン学習システム「CATS@Home(キャッツアットホーム)」も利用できるのでわからないところは自宅でも復習ができます

一方、デメリットとしては…

ただ都立の受検対策で最も費用がかかること(私立コースの費用とあまり変わりません)、(私立コースと)学習量に大きな差があること(のんびりしているとも言えます)

また大手進学塾のターゲットは、最難関・難関の私立中学ですので、どうしても力を入れてないように見える場合があります(と言っても、都立に一番力を入れていなさそうなSAPIXの小石川合格者数には特筆するものがありますが…)

都立中学受検対策の専門塾(ena:標準コース)

都立中学受検対策の専門塾、特にenaは高い合格実績を出しています。特に東京西部の都立中学には強さを発揮します

<2017年都立中学 塾別合格実績> ena・栄光・Z会・四谷大塚が強い

2018年の合格者ランキングはこちら

特徴としては…

都立の中等教育学校・高校附属中学校の受検に特化しており、適性検査・作文共に必要十分な対策を期待できます

特に大手進学塾との違いを出すために手間のかかる作文演習ににも力を入れています

一方、懸念点としては…

合格者数は多いのですが、合格者/受検者の割合がわからないので結果が出ていない生徒がどれだけいるか、数で勝負していないか不安な点があります

(都立中学は1校しか受検できないので合格割合が低ければ、費用対効果の面で心配)

公立中高一貫校対策のオンライン教育(四谷大塚)

四谷大塚ではオンライン教育に力を入れていますが、その公立中高一貫校受検対策コースです

特徴としては…

四谷大塚のテキストとして著名な「予習シリーズ」の公立中高一貫校版とWeb解説授業の「予習ナビ」を利用します。予習ナビは何回でも利用できるので繰り返し学習が可能です。

また週テスト・月例テストがあるので理解度を確認できるのも特色です

公立中高一貫校の合格を徹底的にサポート!

懸念点としては…

ただし、合格実績で確認できるのが「小石川」とあるだけで、詳細がわからないので効果はきちんと測定できないのが難です

また、費用は通塾に比べて安いのですが、Web教育としては高価とも言えます

公立中高一貫校対策の通信教育(Z会)

Z会公立中高一貫校に力を入れており、よく作られた適性問題対策と作文演習が特徴です

また、独学前提だからか、解説が他のテキストと比べて丁寧です。また、都立中学への合格実績が高いことも特徴としてあげられます

公立中高一貫校対策の適性問題対策と作文演習が専科として、それぞれ4,760円/月で受講できるのも魅力です

<Z会費用>

小学生コース
6年生・専科
公立中高一貫校
適性検査
公立中高一貫校
作文
12カ月一括払い
39,114円
39,114円
6カ月一括払い
27,732円
27,732円
毎月払い
4,760円
4,760円

また、栄光ゼミナールの公立一貫校対策コースでもZ会の適性検査と作文コースを推奨しており、Z会の信頼度の高さが証明されています(栄光ではZ会の添削に加え、栄光の担当教師がアドバイスを添えて返却するダブルチェック方式)

資料請求して、無料のお試し教材の内容を見て検討するのもいいでしょう

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教科書レベルのオンライン教育(スタディサプリ小学講座)

 適性検査は教科の枠を超えた複合問題や作文の対策が必須ですが、どちらにも基礎的な学力の定着が無いと足をすくわれることになります
そもそも適性検査は、小学校の指導要領の範囲内で回答できる問題しか出題されないからです
その教科書レベルの定着に利用できるのが、リクルートのスタディサプリです
その魅力はコストパフォーマンスの良さにつきます
きちんとした講師による講義動画がPC、スマホで見放題で月額980円で教材費もかからない、更に学習記録を親が把握できる機能があるので、一通りのオンライン学習機能が揃っています

料金

利用できる機能(スタディサプリ小学講座)
受講できる授業数 約600
対応科目 国算理社
テキスト PDFは無料
冊子の購入も可※1
テスト対策機能 利用可能
問題集・確認テスト 利用可能
保護者向け進捗管理画面
利用可能

※1 基礎レベル講座のテキストを購入することが可能です。料金は1冊1,200円(税込・送料込)

まず、教科書レベルの定着が必要な場合におすすめです

6年の夏までに基本をしっかりして夏から適性検査対策・作文対策に移る方法にも使えます

また、2週間無料体験をしていますので試してみるのもいいでしょう



学習レベルと費用から見た受検対策パターン

小学校の内容は抑えており適性検査・作文対策中心、費用もかけて良い

 →大手進学塾の公立対策コース(栄光の公立中高一貫コースなど)

 →都立中学受験 専門塾(enaなど)

小学校の授業内容は抑えており適性検査・作文対策中心、費用は安く

 →四谷大塚の公立中高一貫対策コース(オンライン学習)

 →Z会の公立中高一貫対策(通信教育:適性検査コース+作文コース)

小学校の授業内容はカバーできてないが、費用はかけて良い

 →大手進学塾の公立対策コース(栄光の公立一貫コースなど)+家庭教師

 →都立中学受験 専門塾(enaなど)+家庭教師

とりあえず小学校の授業内容をカバーしたいが、費用はかけたくない

→スタディサプリ

<下のバナーから半月の無料体験ができます>

<おすすめ記事>

<都立中高一貫校>適性検査の特徴・内容と対策

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<都立中高一貫校>受検(受験)の制度と特徴を理解する

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<2018年>都立中学 学校別・塾別合格者まとめ(合格者ランキング)

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<都立中高一貫校>塾別合格者ランキングと塾・通信教育の特徴・おすすめ

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<都立中高一貫校>各都立中学の適性検査 出題方針まとめ

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